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神様の贈り物 ホーリーバジル



インドの伝統医学アーユルヴェーダではホーリーバジルは神の化身、不老不死の霊薬され、5000年以上前から使われてきました。健康に資する数百の効果があるとされ、また、常用しても害がなく、ストレスを軽減し、体調を整えるアダプトゲンの一つとされています。が、ここではあくまでも美味しくて健康的な食材としてご紹介します。

タイではホーリーバジルはガパオと呼ばれ、国民食とされるガパオ炒めは日常的な料理となっています。よく知られているガパオライスは日本で作られた料理で、ご飯にガパオ炒めをかけ、目玉焼きを乗せたものですが、ホーリーバジルが入手困難なため、入手しやすいスイートバジルなどで代用されてきました。しかし、ガパオはホーリーバジルのことなので、ガパオを使わないとガパオライスと呼ぶに相応しくないということになります。

ホーリーバジルにはいくつかの種類があります。森の土で栽培しているのはカプーアトウルシーというとても香りの良い品種です。チューイングガムに使われているような強くスパイシーで爽やかな香りが特徴です。


ガパオを食べすぎるとお腹が緩くなることがあるそうです。確かにガパオをたくさん使った時にお腹が緩くなることがありました。初めてホーリーバジルを食べた時はお試しということで三人前で葉っぱを15枚ほど使いましたが、エスニックな風味がとてもおいしかっただけでなく、お腹の調子がすこぶる良くなり、お通じは聖なる領域に・・神です。よく眠れ、夏バテであれほど辛かった朝が爽やかな目覚めに変わりました。今年もホーリーバジルをほぼ毎日食べていて、夏バテ知らずです。

料理にホーリーバジルをどれくらい使ったらいいのか色々と試してみたところ、一人分で葉っぱを20枚とか使うとお腹が緩くなり、朝の快適さも低下しました。個人差があると思いますが、私の場合は一人分を5枚から7枚くらいにするといいようです。

調理法も、タイではひき肉など肉系のものをホーリーバジルと一緒に炒めるのが主流なのだそうで、野菜を入れるのは邪道との意見があるようですが、確かに、私の場合もひき肉とホーリーバジルを一緒に炒めて食べた時の方が調子がいいようです。


レシピです

タイでは様々な食材をガパオと一緒に炒めます。主流はひき肉のガパオ炒めでしょう。調味料はナンプラーとニンニクです。フライパンにオイルを敷き、ニンニクを炒め、ナンプラーを加えて少し加熱し、ひき肉にホーリーバジルの葉を一人前で5から7枚くらい、ひき肉の塊が少し残るくらいにして一緒に炒め、唐辛子粉を振り、混ぜて出来上がりです。現地では様々な食材をガパオと一緒に炒めて日常的に食べているそうですが、ガパオの炒め加減も様々で、最初からガパオの葉を入れてしっかり炒める派と、仕上げにガパオの葉を入れてさっと炒めて完成派と分かれるようです。ひき肉ではなくエビやイカなどの海産物を炒めたり、野菜を加えたり、色々なようです。

基本の味付けはニンニクとナンプラーと唐辛子ですが、味噌を少し加えるとコクが加わっていっそうおいしいと思います。健康的な食生活を目指し、肉や海産物だけでなく、できるだけたくさんの種類の夏野菜やキノコなどもたっぷりと使って、おいしいガパオ炒めを作ってみてください。


仕事のストレスでクタクタになって帰ってきたお父さんに、勉強疲れの受験生に、毎日忙しいお母さんに、ホーリーバジルを食べて元気になってください。美容にもすこぶる良い健康野菜なのだそうです。



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